Web2.0の梅■氏とディスカッション(某所で)

こういう企画を若い(?)メンバにも開放してくれるのは,いいことだなぁ... <-感謝
と思うが,最初は偉い人のpptで始まるところが,どうなん?!と思う.<-ココだけの話
ま,でも,その場でファシリテートできる人がいるわけじゃないので
こんなもんか...とも思う.



この日のさすがコンサル〜♪な発言,

何を言ってもかわらない(かわりたくない)Aと
新しいことをやりたいB.
同じ組織に,AとBがいて
いっしょにやってくのは難しいので分けたほうがいい.


#なるほど〜.うまいこといいますね.


日本も,日本-Aと日本-Bに分類できるんだそうで.
自民党民主党も日本-Aだよね...だって. 
#うんうん.わかりやすいな.


BのなかにAがいてもそのプロジェクトは失敗するんだそうで. 
#そうかもしれん...と強く思う!



Bの1割は,新しい何かを生み出したいとおもっているけど,
9割は新しいテクノロジの周りにいるのが好きなだけ.


Bの9割の力をどうフルに活用するのか?のきっかけを考えるのはBの1割.
適切な複雑度の問題を提起する↑
これがうまく回っているのがOpenSourceの世界らしい.(梅■氏の視点)

#しかし,その場にいるメンバにどういう例をだして説明すると,わかってもらいやすいか
#を知ってるところがコンサルたる所以なんだろうなぁ...



で,この話を聞きながら
Bの1割が,0から1にするひと,
Bの9割が1から10にするひとなのかなぁ...勝手に
ソフトウエア・ライフサイクルの話と繋げて面白がった私.
みんな同じことを考えているってことか...



企業でも新しいことをやろうとするときには,
OpenSourceとおなじ様にコトを進めるといいのかなぁ.
いっしょにやりたい人を自由に集められないのが今の組織の弱いところだよなぁ...
イデアだした人に最適な人を集めさせてくれるといいんだけどなぁ.



0->1にする人も,
1->10にする人もなにかを作り上げるには,両方必要なんだけど.
#Aは,軌道にのるまで近くにいてほしくないかも...


いてほしくない理由その1:<経験談>
年間3万円の雑誌の講読を,Aな上司に相談すると
この上司を納得させるのに1時間かかるとしよう.
買うべきだと主張する2人と上司Aであわせて3人が議論すると...
この固定費で雑誌がかえるやんけ・・・・とかいう話になる.
すべてにおいて,こういうことになるとモチベーションはかなりさがる.




ま,
そうはいっても,企業には,AもBも混じってるわけで
コミュニケーションのとり方とか
思考の違いとか,優先順位の違いとか....
すべてひっくるめて多様性なのかもしれん...とも思う.



で,このディスカッションに参加して得たものは?
うまいことゆうなぁ〜なコンサルのコミュニケーションのとりかたと,
この話聞きましたよね〜 
という確認ぐらいか.


いったいこの時間にいくら金を支払っているのか....
それはOPENにはされていな〜い.




なんか,もっと目から鱗な話ってないのかね〜.
いまひとつ鮮度がない.
シリコンバレーから経営コンサルが来てるってゆうのに...




MOTの講義のほうが,新鮮だったよ〜と心の中で密かに毒づく.
成功体験のある人に,なぜ成功したのかを
そのときのアカデミック的視点で論理的に説明してもらえるのが
MOTのいいところなんだろうなぁ...
現場で実際にプロジェクトをまわしてた企業からきた先生のほうが
結構おもろい話をしてくれるわけで.魂がこもっている.(まさにProjectX)

MOTの達人―現場から技術経営を語る

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その話を議論するために,どう論理的思考するのかは,
ずっと大学で企業を研究してる先生だったりする.

経営戦略の論理

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場の論理とマネジメント

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よき経営者の姿

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コンサルからきた先生は,
分析/評論家な感じ.
わかりやすく説明するのに長けている.プレゼンうまし.

成功者の絶対法則 セレンディピティ

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「ひらめき」を生む発想術

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ま,すべてのことはいろんな角度で回っていて
1面だけではうまく測りきれないってことなんだろうなぁ...

社会人大学の先生にも多様性が必要ってこと?!


というわけで,経営コンサル:梅■氏の話から
MOTの話になってしまいました...